
有限会社ティー・キューブ 代表取締役
高橋 浩子氏
東京生まれ。射手座。O型。
いわゆるフツーのOL→派遣社員→派遣先である出版社から著者デビューという、ちょっと変わった経歴を持つ。 デビュー作は「はじめてのパソコン社内LAN」(明日香出版社)。
出版デビューを機に1996年フリーのテクニカルライターとして独立。「高橋浩子パソコンオフィス」を設立。パソコンまわりのトータルサポート及びパソコン関連の執筆を手がけ、著書は現在55冊を越える。
1999年に有限会社ティー・キューブを設立。代表取締役に就任。
現在は書籍の執筆、雑誌、Webコンテンツなどのライティングを中心に、企業の中に眠っている「情報のお宝」を引き出し、メールマガジンやWebコンテンツとして情報を発信していくためのトータルサポート、ホームページのプロデュース等を手がけている。
手がけた企業は、セブン-イレブン、電子マネーnanaco、鬼怒川ホテルニュー岡部、NTTコミュニケーションズ、Yahoo!Japan、ユニアデックス、メトロールなど多数。
近著は「iPhone女子よくばり活用術」(技術評論社 2010年)。その他に「iPhoneとっておきのワザ108」(共著・朝日文庫)、「メルマガ×ブログ×ホームページで儲かるしくみを作る本」 、「行列のできるメルマガ作成入門 」((翔泳社)、「パソコンLAN&無線LANがすぐ組めた!」(宝島社)『メルマガ』成功のルール (明日香出版社)など多数。
趣味は寝ること、食べること、神社仏閣、温泉巡り。座右の銘は「クスッと笑えてタメになる」
好きな言葉は「お気楽魂」丸くて顔がついているものに弱い。

- 高嶋
- 女性でテクニカルライターってめずらしいと思うんですけど、そのきっかけとかは何だったんですか?
- 高橋
- けっこういらっしゃるんですよ。
- 高嶋
- あ、そうなんですか。
- 高橋
- 私の友達でも数人が。でもまぁ90年以降でしょうね、出回ったのは。
- 高嶋
- 男性のほうが多いようなイメージがあるじゃないですか。
- 高橋
- はい。
- 高嶋
- テクニカルっていうと。。
- 高橋
- かたーい感じがしてね。。
- 高嶋
- えぇ、機械とか苦手じゃないですか、女性って。
- 高橋
- 私も苦手です(笑)
- 高嶋
- いえいえ(笑)どんなところからそういうテクニカルなことを習得されたんですか?
- 高橋
- もう100%ユーザー目線です。
- 高嶋
- ユーザー目線?というとユーザーとしてこんな使い方、みたいな?
- 高橋
- ここがわからないっていうことを調べて、技術の方に「どうして?どうして?」って聞きまくり、「あ、これってもしかしてこういうこと?」「あ、そうそう!」みたいなことをずっと重ねていって。。
- 高嶋
- あぁ、だからわかりやすく書けるんですね。
- 高橋
- みたいな感じだと思います。
- 高嶋
- なるほど
- 高橋
- 最初は聞いた人の答えが何を言ってるのかさっぱりわからなくて(笑)
- 高嶋
- そうですよね。
- 高橋
- 何語??って。。
- 高嶋
- 私も全然わからないです(笑)
- 高橋
- そう思ってたんですけど、それがだんだん慣れてきて、勘所がわかるようになるんですね、通訳みたいな感じで。。
- 高嶋
- もうそれは慣れるしかないんですか?
- 高橋
- ええ、最初は横文字の時点でパンッとシャッターがおりた感じだったんですけど、だんだん慣れますね。読めるようになってくる、みたいな。
- 高嶋
- それをじゃあもっとわからない人にわかりやすく?
- 高橋
- そうそう。
- 高嶋
- 通訳する、みたいなところなんですね。
- 高橋
- はい、私自身理系的なところはひとつもなく、計算とかすごく苦手で単位が変わるとすごくおろおろするくらいダメなんですね、数字が。
- 高嶋
- それでテクニカルライターってすごいですよね(笑)
- 高橋
- 怖いもの知らずというか、名乗っちゃえみたいな感じなんですけどね(笑)

- 高嶋
- 何冊も出されてますもんね。
- 高橋
- そうですね、数はずいぶん打ちましたね。。途中から数えてないのでわからないんですけど、50何冊。。
- 高嶋
- 50ですか!すごいですね。
- 高橋
- それで自分がプログラムを組めるわけでもないですし、なんでもないので、本当に私は100%通訳だわって思ってやっていて、たまたまそのポジションの人がいなかったんですよね。
- 高嶋
- はい。
- 高橋
- だからこんなに重宝されるのかなって。。
- 高嶋
- iPhone女子の本もすごくかわいらしくて、読みやすかったです。
- 高橋
- ありがとうございます。
- 高嶋
- あれも自分が使う中で疑問に思ったことを?
- 高橋
- えぇ、100%、私自分でやったんですね。写真を撮りに行ったりとか、合成したりとか、全部やったんですよ。
- 高嶋
- 手作りですよね。
- 高橋
- えぇ、人に任せたことがなくて。あれは偶然なんですけど、編集さん、デザイナーさん、イラストレーターさん、全員女性で、女子力炸裂!みたいな。
- 高嶋
- そうですよね!もう表紙からしてかわいいですもんね。
- 高橋
- かわいいでしょう?みんなが思っていた以上のものを作ってくれるので、みんなでこれもがんばらなきゃ、みたいな感じで想像以上のものができるので。
- 高嶋
- じゃ、楽しかったですよね、きっと。
- 高橋
- 楽しかったけど、大変でしたよ(笑)
- 高嶋
- そうですよね(笑)
- 高橋
- 夏の暑い時期に。。でもそれも今となっては"そんなこともあったかしら"ぐらいな感じですけど。
- 高嶋
- いきなり例えば新しいデバイスというか、何かポンと渡されて「じゃ、これで本書いて」って言われても書けるんでしょうか?
- 高橋
- とりあえず触り倒して、知ってる人に聞きに行ったり。。。使ってる人に「どう?どう?」って聞きに行って。
- 高嶋
- すっごく頭を使ってるんですね、いつも。
- 高橋
- そんなことないですよ(笑)
- 高嶋
- (笑)
- 高橋
- あんまり脳みそ通さないっていうところもあるので。
- 高嶋
- 新しいものを使おうと思うと、もう頭を使うことがシャットアウトしちゃって、「もうわからない!」ってなっちゃうじゃないですか。そこらへんはどうやってクリアするんですか?
- 高橋
- んー、どうなんだろう? まぁ、仕事だってこともあるんでしょうけど。。
- 高嶋
- あぁ、やっぱり。
- 高橋
- 普段はほんとに機械とか全然興味もないくらいで、むしろアナログ好きみたいな。。
- 高嶋
- そうだったんですか(笑)
- 高橋
- あまりそれを言っちゃうとね、みたいな感じなんですけど(笑)でも仕事モードになると、この業界で長年やっているとわからないことがあると人に伝えられないので。。
- 高嶋
- そうですよね。
- 高橋
- そうなんですよ。
- 高嶋
- 200%わかっていないと伝えられないですよね
- 高橋
- そうそう、ぼんやりわかっていることって本当に説明ができなくて、「○○な感じ」ってことになってしまうんです。だからわかることっていうのはどんなことでも気持ちがいいもので、なんか賢くなる感じがするじゃないですか(笑)
- 高嶋
- そうですね。
- 高橋
- それで"なんか私ちょっとすごいかも?!"みたいな自画自賛をしつつ、自分でがんばれって言ってやっていく、みたいな。
- 高嶋
- そこがモチベーションにつながるんですね。
- 高橋
- 知識欲っていうのはだれでもあると思うんですね。
- 高嶋
- そうですよね。
- 高橋
- 年とかも関係なく。

- 高嶋
- スマートフォンは、携帯と今後どういう位置づけになってくると思われますか?
- 高橋
- そうですね、携帯の代わりにはならないものなので、通話をたくさんする方は、たぶん2台持ちっていうのがたぶんスタンダードになると思います。
- 高嶋
- 携帯で、たとえば若い女の子とかすごい速さで打つじゃないですか、親指で。あーいう人たちはスマートフォンには行きにくいと思うんですけど、そうでもないんでしょうか?
- 高橋
- でもあれもゲーム感覚でフリック入力って、あの十字に切っていくやつなんですけど、それもすごい速い子とか出てきてますもんね。やっぱりそれもゲーム感覚で、できるようになると楽しい、みたいな。その代わり、見ないで打つとかはできないので、クリック感とかがないので慣れかなと。
- 高嶋
- 私は爪が長くてけっこう打つのが大変なんです。
- 高橋
- それは横を使うといいんです。
- 高嶋
- あぁ、そんな技が!
- 高橋
- 指の腹を使うと。
- 高嶋
- 当たらない?
- 高橋
- ええ。
- 高嶋
- なるほど。ちょっと今度やってみます。
- 高橋
- あとはおしゃれなペンとかでも。
- 高嶋
- ペンでできるんですか?
- 高橋
- 専用のが出てるんですね。
- 高嶋
- あ、そうなんですか。
- 高橋
- それだとおしゃれな感じでできるかも(笑)
- 高嶋
- そっちのほうがおしゃれですね!
- 高橋
- なんかキラキラのペンみたいなものとか、そういうのが入るケースとかもあると思うので。
- 高嶋
- そういうほうがいいかな?(笑)
- 高橋
- ええ(笑)
- 高嶋
- なるほど、じゃあだいたい2台持ちになってくるだろうと?
- 高橋
- ええ、今のところは。これからどんどん音声とかクリアになっていけば、パソコンとかネットブックみたいなものがいらなくなってくるんだと思うんですね。
- 高嶋
- あぁ、パソコンがなくなるんですね、なるほど。今、うちの受講生は携帯でアフィリエイトをやってるんですけども、そういう人たちに向けて、スマートフォンがシェアを伸ばしてくることによってどうなっていくか、というような予測があれば。。
- 高橋
- そうですね、一応携帯のサイトもスマートフォンで見れるようにはどんどんなってきてるんですね。そういうアプリケーションが以前はすごく限定されていたんですけど、割と今は汎用性が高くなってきているし、画面のチェックとかはできるようになっているんですね。あとはサイト自体が「携帯」「iPhoneやスマートフォン」「PC」という3種類作るのが大体スタンダードになってきているので。。
- 高嶋
- そうですね。
- 高橋
- だから同じような内容で両方見れるというサイトも作っていくと。
- 高嶋
- そうなってくるんですね。
- 高橋
- そちらのほうもテクニック的にはちょっと違ってくるんだろうなとは思うんですが。
- 高嶋
- そうですよね。テクニックはまるっきり違ってくるので。
- 高橋
- 広告の打ち方とかも違ってくるので。でも逆にスマートフォンだと画面が大きいし、バナーが動いたり、チカチカしたりとかっていうのをうっかりクリックしちゃったりとか。
- 高嶋
- アプリのところのなんか間違ってやっちゃいますよね。
- 高橋
- だからクリックする率っていうのももしかしたら高いのかも。
- 高嶋
- クリック広告も今多いんですが、そういうことなんですね、きっと。携帯も最初はクリック広告ばっかりだったんですよ、間違えてみんなクリックするから。で、そこが賢くなってくると、クリックじゃない広告が出てくるんでしょうね。
- 高橋
- 出てくるでしょうね。まだ本当に一歩、ヨチヨチ歩きで歩き出したところなので。。
- 高嶋
- まだまだですよね、きっとね。
- 高橋
- まだまだだと思います。これからどうなるかっていう予想とかもいろいろ立ってますけどね。
- 高嶋
- いろんなことを言う人がいるから。。
- 高橋
- そう、それを覆すくらいの波が出てくると。。
- 高嶋
- だから、使ってみないとですよね、まず自分で。
- 高橋
- そうそう
- 高嶋
- 使ってみたらまた見えてくることが違いと思いますし。
- 高橋
- はい、すごくあると思います。なんか割と女性の方って使う前から難しそうとか
- 高嶋
- そうなんですよ
- 高橋
- ごっついからやだとか。。
- 高嶋
- 重いし(笑)
- 高橋
- でもパソコンに比べたら全然軽いし。
- 高嶋
- まぁそうですよね。
- 高橋
- だからスマートフォンを持っちゃうとデジカメもいらないし、こういうICレコーダー(※この対談を録音しているレコーダー)もいらないし。。
- 高嶋
- あぁ、そっかそっか!
- 高橋
- 余計な機材がひとつもいらないんですよ。
- 高嶋
- あ、いらないんですね、これ!
- 高橋
- そうなんです。
- 高嶋
- そんなこと思いつきませんでした(笑)
- 高橋
- それでダイレクトにPCに音声はいけるし。。
- 高嶋
- あぁ?、そういうことですよね!
- 高橋
- そうなんですよ。逆に身軽になると思います。
- 高嶋
- そうですよね、もうちょっとちゃんと読み込んで勉強しなきゃダメですね(笑)
- 高橋
- (笑)
- 高嶋
- 今日はどうもありがとうございました。















